HOME > 井島貴金属の銀板(純銀板・950銀板・925銀板)・銀線(純銀線・950銀線・925銀線)品位

銀板・銀線の価格設定方法

 販売価格は、下記の計算式に、もとづいて計算されます。



  (純銀グラム単価+グラム加工賃)x重量=販売価格

  *小口通販用銀材料は、純銀をベースに計算し、4N純銀・950銀・925銀は、
    同一アイテム・同一価格での販売と、なります。

*価格表では、4N純銀・950銀・925銀の注文番号が同一の表に載っております。価格は
同一価格になっており 基準単価の変動により、お値段が変わります。お間違いないよう本日の純銀グラム基準単価をご確認のうえご注文よろしくお願いいたします。



銀板・銀線の品位、配合について



4N純銀板・4N純銀線 (Ag9999/Sv9999) 比重:10.49

4N純銀はミルシート(配合材料成分検査証明書)発行いたします。


950銀板・950銀線 (Ag950/Sv950) 比重:10.40


925銀板・925銀線 (Ag925/Sv925) 比重:10.35






投資用で銀板をお求めの場合や刻印が材料に必要な場合
上記の刻印が打刻されます。お申し付けください。


Q: Ag1000/Sv1000表示を、よく見ますが、品位は何%?シルバー1000はあるの?


A:まず、シルバー1000は、ありません!

   日本の造幣局・日本ジュエリー協会では

    品位99.9%(3N)のものをシルバー1000としていましたが、
     大変な誤解をまねいてしまうため、

       シルバー1000表示(Ag1000/Sv1000)は、不適切な表示
    として現在は使わないよう指導しております。

   2014年4月より、日本の造幣局・日本ジュエリー協会は、

     日本の銀製品の品位と記号について

       国際取引用 銀地金の品位表示99.99%(4N)対し誤解のないように、

     Ag1000/Sv1000表示を、とりやめ、
        Ag999/Sv999(3N)の実質品位99.9%(3N)表示と改めました。

  *参考: 中国では国家標準で純銀は99%(2N)、
   アメリカで販売されている純銀材料は99.9%(3N)、
    純銀粘土は99.9%(3N)です。


Q: 日本は、銀地金材料に関して規格は、あるの


A:JIS規格で、

   第一種として、国際取引用銀地金と同様に、品位4N(99.99%)

   第二種として、品位3N5(99.95%)の2種類が規格としてあります。
        第二種は、おもに合金用として使われています。


                                                     Q&Aの最終更新日 : 2018-09-20



銀板・銀線シリーズの原材料について



◆4N純銀板・4N純銀線の素材には純度99.99%の4N(FORE NINES)
といわれる純銀を使用しております。

また、
◆950銀板・950銀線925銀板・925銀線の素材には純度99.95%の3N5の純銀
純度99.99%の4Nの無酸素銅を使用しております。


4N純銀
成分分量規格
Ag 99.99%以上 Cu 0.003%以下 Fe 0.002以下 Pb 0.001以下 Bi 0.001以下
3N5純銀
成分分量規格
Ag 99.95%以上 Cu 0.03%以下 Fe 0.003以下 Pb 0.005%以下 Bi 0.005%以下  
4N無酸素銅
成分分量規格
Cu 99.99%以上   O₂ <1 ppm

SV9999
◆ Mill test certificate / inspection certificate ◆

4N純銀材料は、ミルシート(配合材料成分検査証明書)の発行いたします。
※ミルシートは製品サイズごとに発行が可能です。
  必要な方は、ご注文書にその旨、ご記入ください。
PDF:サンプルミルシートはこちら

  • 4N純銀の最大の特徴

  • 熱伝導率、導電率、通常の可視光線に対する反射率(90%)、がすべての金属の中ナンバーワンです。

  • そして4N銀は殺菌・抗菌作用にも特に優れ、近年ではこの殺菌・抗菌効果を利用した、
  • 食器・箸・壷・水道水の殺菌・浄水器・病院、医院の感染対策・歯・公衆浴場の殺菌・消臭スプレー・洗濯機・衣類・靴下・キッチン用品など数多くの業界で使われてきています。イオン化方法も簡単4N純銀を水中にいれるだけで銀イオン化する手軽さです。

  • また、4N純銀不思議な特徴として、加工で硬化(100HV)させても、常温で12~22日間のうちに再結晶してへと自然軟化(Hv23~25)してしまいます。この常温での自然軟化を、防ぐには銅を0.5%以上添加する以外ありません。

  もう一つPRポイントを、4N純銀は金属中で最もアレルギー少ないものとされています。

--4N純銀の特性--

熱伝導率・導電率が金属中1位!反射率は金属中最高!

■物理的特性■

原子番号 47 電気比抵抗
1.59μΩ/cm(20℃) 
原子量 107.8694 (金属中最小,銅より8.4%優れる)
(C炭素=12として) 温度係数 0.0041(0~100℃) 
原子価 1,2,3 線膨張率  19.4×10-6/℃
結晶構造 面心立法格子 反射率  90%
格子定数 α=4.0862A 通常の可視光線に対する反射率は
金属中最高、但し紫外線に対しては
極めて低く、3200Åでは10%以下
原子半径 1.44A
比重 10.49(20℃)
比熱 0.056 引っ張り強さ 30~38Kg/mm2(硬)
融点 961.93℃(1968年より) 14~16Kg/mm2(軟)
沸点 2259℃ 硬さ(HV) 100(硬) ・23~25(軟)
熱伝導度 1.0cal/cm・sec/deg 常温で再結晶し
自然軟化(12~22日間で) 
 (金属中第1位で銅より33%良い)



■化学的特性■

4N純銀は、酸化しない。

4N純銀は、空気中でたとえ高温に加熱しても酸化しません。

それは、一気圧の空気中で135℃以上になると、酸化物の解離が起こり
酸化物を作りにくいからです。

ただし、オゾンの高圧化では「AgO」となって黒色化します。

また、大気中の水分と亜硫酸ガス(SO2)・硫化水素(H2S)により硫化し黒色化します。

★一般的に、黒色化は、亜硫酸ガスによる硫化か漂白剤(塩素ガス)による塩化によるものです。

◆4N純銀を溶解するもの

・熱硫酸
・硝酸
50%以上は表面に硝酸銀を生じ、不溶性となる。
・強熱状態で、食塩と混合すると溶解する。


◆4N純銀を溶解しないもの

・塩酸
表面に塩化銀が出来るため不溶性となる。
・王水に対して対蝕性がある。
塩化銀が出来るため。


4N純銀が侵食されるもの

・硝酸(20~50%)
・次亜塩素酸
・セレン酸
・硫酸鉄水溶液
・フッ化水素酸
・クロム酸
・硫酸
・鉄明礬
・漂白粉


◆4N純銀の耐アルカリ性

・アルカリ水溶液に耐えます。
但し、青化物(青化ソーダなど)には溶けます。
・アンモニア水溶液に耐えます。


◆4N純銀の耐有機物性

・酢酸,クエン酸,蓚酸,ステアリン酸,スルフォン酸などに耐えます。


◆黒色化した4N純銀の表面を洗浄するもの

・青化物とアンモニアが適します。
アンモニアは硫化銀,塩化銀を良く溶かします。
・工業的には、15%~20%の硫酸溶液中に浸し、
 次に青化ソーダで中和する。
・局部的なものは、重炭酸ソーダを綿につけて、乾いたまま擦る

--4N純銀の性質--

4N純銀を溶解すると、

酸素との親和性が大きいため体積の22倍の酸素を吸収する性質があります。

この時、融点は約30℃低下します。この溶解地金を凝固させると
吸収された酸素は400℃以上では、原子状の「O」(酸素)として溶け込み

960℃0.01%190℃まで下がると0.002%程度に含有量が下がり
常温では、0.000003%に減少します。
(この極めて少量の酸素はAg2Oの形で残ります)

即ち、溶解時には酸素を多量に吸い込み、
温度が下がると急速にほとんどを放出する為

凝固した表面は、この放出ガスの影響で非常に荒れた状態となります。
この現象を「花降り」現象と言っています。

4N純銀の溶解温度は960.5℃で、これ以上に加熱すると
4N純銀は蒸気圧が高いので表面から大気中に蒸発していきます。



   金属 の 熱伝導率 と 電気抵抗率  ランキング  (20℃)

種類 白金 パラジウム
熱伝導率
cal/cm sec℃
 0.998 0.923 0.71  0.168 0.168 0.15
電気抵抗率
Ωm×10⁻⁸ 
 1.59 1.673  2.19   9.83 10.8  9.71


Q:4N 純銀は殺菌・抗菌作用があるといいますが、どんな病原菌に効果が認められているのですか

A: まず、4N純銀の殺菌力・抗菌力は半端ではありません。
   アリゾナ大学の研究では、「ほとんどの病原菌に対して殺菌効果が認められる」 としており、

とくに「ブドウ球菌」「サルモネラ菌」「赤痢菌」「大腸菌」「レジオネラ菌」「ポリオウイルス」ロタウイルス」「ヘルペスウイルス」などでの殺菌効果が証明されています。

銀イオンは、バクテリアなどの細胞に吸着し、バクテリアの細胞酵素をブロッキングして死滅させます。

銀がイオン化状態の時、5~10ppb(ppb=10億分の一 )という、ごくわずかな量で優れた、殺菌・抗菌効果を発揮します。

欧米で、銀食器を使う文化があるのは、銀の美しさや毒のチェックだけでなく銀の殺菌・抗菌効果が大きく影響しています。

また、欧米では、公衆浴場etcの消毒は塩素でなく4N純銀による殺菌消毒が一般化してきています。


  
   銀イオンの殺菌効果が証明・認められた代表的な病原菌とウイルス
 
ブドウ球菌 中耳炎、肺炎、敗血症、髄膜炎、食中毒などの原因になる。
サルモレラ菌 チフス性疾患、急性胃腸炎、髄膜炎、関節炎などを引き起こす。 
赤痢菌 大腸粘膜 細胞内に侵入して化膿性炎症などを引き起こす。
クレブシェア 敗血症を起こす。 
レジオネラ菌 肺炎などを起こす。 
シュードモナス 消毒剤、紫外線、抗菌剤などに抵抗力があり、難治性感染症の原因になる。 
 ポリオウイルス 小児麻痺などを引き起こす。 
ロタウイルス  乳幼児の下痢症、学童の集団下痢症などの原因になる。 
 ヘルペスウイルス 持続感染を起こしやすい。 

*上記以外の病原菌やウイルスにも効果があるとして、研究が進んでいます。


Q: 4N純銀をイオン化するには、どんな方法があるのですか


A:4N純銀を意外と簡単にイオン化する方法は、

図1.にあるように、A:水中に放置する。B:水中で異種金属(銀よりイオン化傾向が大きな金属)と接触させる。
C:水中で電気分解する、がある。

なお、一般の水道、井戸などの水は、ミネラルなどを多く含むため、電解質状態にあり、A の水中放置では純銀表面に存在する転位、不純物、結晶粒界など結晶欠陥の微視的なひずみが原因で図2.に示すように、結晶内で局部電池を形成する。

ABC

                            図1.銀イオンの生成機構


 図2.局部電池の形成

この結果、銀が水中に溶け出して銀イオン(Ag⁺)になる。
これは欧米で昔から言われる銀を入れた水が腐らないという場合の銀イオンの生成機構である。

B の異種金属接触の場合、銀よりイオン化傾向が大きな金属、例えば、金(Au)と接触させれば、金と銀の間で電池を形成するから、
銀が優先的に水中に溶け出し、銀イオンが生成する。

C の電気分解では、二枚の純銀板の間に直接電圧をかければ、陽極の銀が溶け出して銀イオンを生成する。

銀イオンの生成量は、

A 水中放置 < B 異種金属接触 < C 電気分解 である。

特に、C の電気分解では外部電圧を制御すれば、銀イオンの生成量をコントロールできる。


Q: 4N純銀は工業では、どの分野で使われてるの

A:4N純銀(99.99%)は、色々な分野で使われています。


  
   4N純銀の主な工業利用分野
 
電気・電子 接点・抵抗ペースト・ヒューズ・半導体・IC・電子管・ろう
機械・装置 ガスセンサー 
石油化学 合成水添
写真 感光材 
表面処理 メッキ・蒸着 
エネルギー 乾電池 
 歯科・医療 歯科 


*4N純銀は現在使われている分野に広がりをみせています。

                                                     Q&Aの最終更新日 : 2018-09-20